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17:30頃に家を出たらすぐにトロリーが来ました。
ところが【回送】。。。
どうやら満員でこれ以上乗車できないので、回送になっているみたい。
想定内だったのでアラモアナ・ビーチ・パークまで歩くことにしました。
ところが次にやって来たトロリーに運良く乗車できました。
車内にはランタンを持った人の姿が目立ちます。
アラモアナSCではいつも通り海側に停まりました。
到着してビックリ!
歩道も交差点も人で溢れています。
ものすごい数の人が海を目指しています。
私も人波に紛れ、どうにかビーチに到着しました。
到着してまたビックリ!半円形のアラモアナ・ビーチが人で埋め尽くされていました。
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18:30ピッタリにセレモニーが始まりました。
こういうところは日本人主催だなぁ~と思います。
モニターにセレモニーの様子が映しだされているようですが、私には見えませんでした。
中高生も私よりも背が高いので、人ごみに入ったら何も見えません。
かろうじて腕を伸ばしてサンセットが撮れた。。。
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セレモニーは太鼓の演奏やフラ、教祖のお話など。。。
日本人なら宗教団体が主催している事を知っているかもしれませんが、外国の方はご存知無いようです。
宗教的な儀式を「なにコレ?」や「長い。。。」という溜息混じりの声が聞こえてきます。
中には「ランタン・フローティングがある」という情報だけで来た観光客の姿もあります。
私も隣の外国の方に「どこでランタンを買ったの?」と聞かれました。
「買ったんじゃなくて昼間にもらったんだよ」と答えました。
30分の予定のセレモニーが40分かかり、19:10頃にやっと「ランタンを流しましょう!」と声がかかりました。
ランタンを持っている人は海に向かって歩き始めました。
私も海に向かい押し流されるように歩いて行きました。
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周りの方のランタンを見ると、どれもビッシリとメッセージが書いてあります。
自分のランタンがスカスカな気がしてしまいます。。。
のそのそ歩きですが、徐々に海に近づいて行きます。
チラホラとローソクに火が灯ったランタンが見えてきました。
そういえばランタンのローソクに火をつけてもらうために、オレンジのサンバイザーをつけたボランティアの方を探さなくてはなりません!
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背が低いので、本当に周りが見えません。
腕を伸ばして写真を撮って初めて「あ、海が近い」と気が付きました。
早くボランティアの方を!と焦ります。
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もうずいぶん多くのランタンが流れ出しているようです。
海に向かって移動する人の間から岸に向かって戻ってくる人がいます。
なかなか、カオスな状態です。
やっとボランティアさんを見つけて、火を灯してもらいました。
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なんとなく一安心。
あとは海に辿りつくだけです。
と、思ったら意外と早く波が足元に来ていました。
まだまだランタンを流せる場所は先のようですが。。。
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膝くらいまで海に浸かるから短パンで来ようと思っていたのに、うっかりGパンで来てしまいました。
セレモニー中に膝までまくりあげましたが、あっと言う間に膝上まで水に浸かりました。
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でもまだランタンを流せるような状態ではないです。
後ろから押され、膝上、腿とどんどん海に浸かります。
短パンでもダメだったな。。。
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バッグとカメラを抱え、ランタンを持ってまだまだ海の中へ入ります。
「そういえば今の時期はKing tidesだったな。。。」と思い出しました。
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オシリまで海に浸かり水位は充分ですが、人がすごくてランタンを流すことができません。
みんな流した後も写真を撮ったりしていて、人がいなくなりません。
どうしよう。。。
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前が見えないので、腕を伸ばして撮った写真をみて「もう少し」と思いながら進みます。
まだ前に人はいるけど、海面に隙間を見つけたのでランタンを手から放しました。
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私の前にいた男の子に「コレを前に押して!」とお願いしました。
最前列でゆっくりランタンを流す状況ではありませんでした。
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ランタンを手放した後は、押し寄せる人ごみの中を逆行して戻ります。
やっと人がまばらになった所で振り返っても人しか見えません。。。
砂浜から出るところで振り返り、腕を伸ばして撮った写真はこちら。
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たくさんのロウソクの灯りが広がり、海がオレンジに染まっていました。
キレイです。
そういえば足は砂だらけ、GパンとTシャツもお腹まで濡れています。
シャワーに並び足の砂は落としましたが、こんなにびしょびしょではバスにもタクシーにも乗れません。
やっぱり歩いて帰るしかないです。
途中バスが来ていましたが、バスに乗るにも大行列。
ワイキキに向かう道も大行列。。。
いったいどれくらいの人がこのイベントに参加したのかしら?
家に戻り写真を見たオットは「キレイだな~」と。
そうですね、景色としてはキレイです。
正直ランタンを流して、しばし手を合わせる時間があると思っていました。
全然そんな余裕はありませんでした。
なんだかすごい状況の中でランタンだけではなく自分も流されるように終わったイベントでした。
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