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オットがダウンタウンで用事があったので送って行きました。
1~2時間で終わるらしいので車を停めてダウンタウン散策をする事にしました。
以前からダウンタウンで見たいモノがあったので「いつか」と思いつつなかなか。。。
わざわざ駐車場代金を払ってまで・・・と思って。
カワイアハオ教会の前にbikiがあるのは知っていたので自転車で行ってみようかな?と思ったこともあります。
それでも片道30分でここまで来られるか?
往復$7だったら駐車場代金の方が安いかも?
車道を自転車で走るって結構怖くない?と色々考えて実行していませんでした。
きっかけが無いとなかなか動けない、腰が重くてダメですね。
車を停めて最初にやって来たのはカワイアハオ教会。
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1842年に建てられたオアフ島初のキリスト教の教会。
「太平洋のウエスト・ミンスター」とも呼ばれています。
労働者や伝道者により集められた14000個の珊瑚のブロックを使って建てられました。
夕陽を浴びると色が変わるらしいです。
塔の時計はカメハメハ3世が1850年に寄贈。
3世の名前からカウイケアオウリ・クロックと呼ばれています。
門を入って右側には第6代国王ルナリロ王の霊廟があります。
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歴代の王のお墓はヌウアヌにあるロイヤル・モーソリアムにありますが、ルナリロ王は「人民のそばに・・・」と希望したのでこの場所で眠っています。
在位は1年と短い王でした。
カワイアハオはハワイ語で「ハオ王女の聖なる水」という意味です。
教会の敷地内には由来となった水が出ている噴水があるそうです。
以前もその噴水を見に来たのですが、この霊廟の前の噴水のことだと思っていました。
ところがあとからこの噴水ではないことが分かりました。
今日はきちんと「ハオ王女の聖なる水」を見ようと思います。
教会の左手を進んで行くと噴水がありました。
こちらが「ハオ王女の聖なる水」です。
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乾燥して不毛の地だったこの辺りに、水が湧き出て緑が茂る場所があったそうです。
その水は聖なる水とされ、王族だけが利用できたそうです。
ハオという王女はこの水をモイリイリ(ワイキキとマノアの間辺り)の自宅まで運ばせていたそうで、「ハオの聖なる水」=「カワイアハオ」と呼ばれたそうです。
思ったよりも大きな噴水でした。
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教会正面の扉は閉まっていましたが、噴水側の扉が開いていたので教会に入ってみました。
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とっても大きな教会です。パイプオルガンもありました。
今でも日曜日には英語の他にハワイ語でも礼拝が行われているそうです。
カワイアハオ教会を出て、お向かいの市庁舎の横を歩いて州庁舎に向かいます。
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途中、立派な建物がありました。
ハワイ州立図書館だそうです。
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とっても立派な建物です。
扉も重そう。
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図書館の裏には州庁舎があります。
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この州庁舎とイオラニ宮殿の間の歩道にはリリウオカラニ女王の銅像があります。
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大きなバニアン・ツリーと1年間幽閉されていたイオラニ宮殿をバックに建てられています。
リリウオカラニ女王の目線の先は州庁舎の裏側です。
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丸いプレートにはアメリカの州となった「1959年」とカメハメハ3世の演説の一節「大地(国家)の命(主権)は正義により維持される」のハワイ語「U MAU KE EA O KA AINA I KA PONO」が刻まれていました。
この言葉はハワイ州のモットーになっています。
州庁舎の真ん中は吹き抜けになっています。
先程雨が降ったので床が濡れていました。
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S.Beretania St側の正面にはダミアン神父の像があります。
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ダミアン神父はベルギー生まれの宣教師です。
1864年にハワイに来て、1873年からモロカイ島のカラウパパに隔離されていたハンセン病患者のために人生を捧げました。
自らもハンセン病にかかり、1889年に死去しました。
2009年には【聖人】に列聖されました。
15年くらい前にモロカイに行ったことがあります。
パラアウ州立公園のカラウパパ展望台からカラウパパが見えました。
1000m以上の世界一の崖の下に広がるカラウパパはまさに陸の孤島でした。
暑くなってきたので、ちょっと涼みにホノルル州立美術館に行きました。
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ここは1872年にハワイ初のホテルとしてハワイアン・ホテルが建てられた場所です。
現在の建物は1928年に建設されました。
1階にはミュージアム・ショップとカフェがあります。
カフェは何度もお店が変っています。
現在はカピオラニ BlvdにあるMW RESTAURANTという人気レストランの方がやっているそうです。
ちょっとお腹が空いて来たけど、オットとランチを食べるかもしれないから我慢。。。
2階の美術館へ向かいました。
こちらの美術館、無料なのです。
アートには疎いですが、絵や写真、壁に書かれたハワイに縁のある著名人の言葉を見て静かな時間を過ごしました。
美術館を出たらランチ時でした。
ビジネスマンがビルから出てきて道は賑わっています。
静かな美術館から出たばかりなので、人ごみにちょっと圧倒されました。
オットから連絡が来て、迎えに行くことになりました。
ダウンタウンも一方通行の道ばかり。
グルグル回って少し待たせてしまいましたが、オットの用事も私の見たいモノも無事完了。
たまにはダウンタウンをウロウロするもの楽しいです。
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