ハワイにはたくさんの伝説があります。
伝説のある場所=パワー・スポットかどうかは不明です。
現在も信仰の対象となっている場所です。
くれぐれも敬意をもって訪れて下さい。
ワイキキ交番(モアナ・サーフライダー・ホテルの隣)横にある柵で囲まれた大小4つの石。
「魔法の石」「カフナ・ストーン」とも呼ばれています。
16世紀頃タヒチから来たカパエマフ、カハロア、カプニ、キノヒという4名のヒーリング・パワーを持つカフナ(司祭)により立てられました。
石にそれぞれ自分の名前を付けマナ(霊力)を込めてタヒチへ戻ったとされています。
ハレクラニ・ホテルの前のビーチです。
昔からワイキキは【癒しの海】として知られ、マナがあると言われていました。
偉大なカフナが住んでいて、19世紀頃には王族も治療に訪れるようになりました。
その癒しの場所の1つがハレクラニ前のビーチ、カヴェヘヴェヘ。
当時はあらゆる病気の原因は過去に犯した罪とされていました。
海に浸かり海草などを身体につける事で過去の過ちの許しを乞い病気を治したとされています。
現在ビーチの浸食が激しく手すりがある遊歩道になっています。
海底から淡水が湧き出ているため水温が低くサンゴ礁や藻も無く海底はきれいな砂地です。
Googleマップの航空写真でもこの部分だけ砂地なのがわかります。
マカプウ・トレイルから右の道を入って行った海の近くにある石です。
古代ハワイアンはニワトリがうずくまったように見えることから「カパリオカモア(ニワトリの丘)と呼んでいました。
火山の女神ペレがカウアイ島からオアフ島にやって来て、この椅子に座りながら「次はどこに行こうか」と考えたと言われています。
オアフ島のほぼ中心、ワヒアワの町の近くにあります。
12世紀、オアフ島の首長だったナナカオコとその妻カヒヒオカラニが息子カパワをこの地で出産して以降、王族が出産を行う神聖な場所でした。
草原の中にポツンとユーカリやヤシが生えている林があり、林の中には大きな石が何個も点在しています。
ここの石の上で出産すると痛みが軽減したり、強いマナが宿るとされていたそうです。
また48人のカフナやアリイが周りの石に座り、出産の証人として立ち会ったといわれています。
カメハメハ大王の妻ケオプオラニはこの地で出産できず、カメハメハ2世はここで生れていません。
2世以降の王もここで生れていないそうです。
※地元の方やハワイアンの血を引く方々にとって、とっても神聖なところです。
敬意をもって行って下さい。
※絶対に石には触らないで下さい。
ワイキキから見るとちょうど島の真裏、ポリネシアン・カルチャー・センターがあるライエの町にあります。
とても風が強く白波が崖に打ち寄せるところです。
かつてここには人に悪さをする大トカゲがいました。
ハワイ島から来た勇者が大トカゲを退治して、頭・手足を切って海に投げ込みました。
大トカゲの胴体が岬になり、他の部分は島になったそうです。
そして大トカゲはこの辺りの海を守る守り神になったそうです。
ライエ・ポイントの正面には真ん中に穴が開いた不思議な島、ククイホオルア(Kukuihoolua)島があります。
波が荒くて、カヌーやボートで近づくことが難しいように思いますが、島の上には石を積み上げて作られた石の塔が見えます。
不思議です。。。
*・*・* 行き方 *・*・*
①ワイキキからH1で西へ
②リケリケHwyを通りカヘキリHwy(83号)へ
③そのまま道なりに北へ
④ポリネシアン・カルチャー・センターを過ぎる
⑤左手にライエ・ショッピング・センターがある交差点に来たらアネモクStを右折
⑥道なりに行ってナウパカStを右折
⑦突き当りがライエ・ポイント
ノースショアのフードランドの前にあるビーチ、ププケア・ビーチにある溶岩でできた石です。
全部で8個です。
ビーチの右手に遠く見えるのであまり大きく見えませんが、1個3m以上あるそうです。
その昔、火山の女神ペレがハワイ島へ戻る途中にププケア・ビーチを通りました。
その時に地元のファミリーに姿を見られてしまい、怒ったペレがそのファミリーを石に変えてしまったそうです。
その後、この石はププケア・ビーチの守り神になっているそうです。
他のノースのビーチは冬場は波が高くとっても泳ぐことは出来ません。
でもププケア・ビーチは溶岩でできた天然の堤防があって、冬でもシュノーケリングを楽しむ人がいます。
このファミリーが冬の荒波から守ってくれているのかもしれませんね。
ビーチの様子は上記のノースショアで見てみてください。
ノースショアのハレイワ・タウンのはずれにあるカイアカ・ベイ・ビーチパークにある重なった不思議な石です。
古代ハワイでは漁の見張りに使われていたと伝えられています。
漁の占い師が魚の群れを察知すると上の石を木の棒で叩き、周りの漁師に知らせたといわれています。
また太平洋を渡ってきた霊力のある石だとされ、戦勝祈願の儀式にも用いられたそうです。
行った様子や場所の詳細はブログでご確認下さい。
オアフ島の西の端、ヨコハマ・ベイの手前にある洞窟で、ハイウェイ沿いの右側にあります。
左側に駐車スペースがあります。
古代ハワイアンが創造の神・カーネに因んで名付けた神聖な入り江の山側にあります。
大地の子宮と考えられ、再生のエネルギーがある信仰されました。
また、サメの女神ナナウエが住んでいるともいわれています。
この洞窟はダウンタウンにあるイオラニ宮殿内の洞穴「ポフカイナ(ハワイ語で穏やかで静かな地)」と繋がっているといわれていたそうです。
ポフカイナはかつて王族が埋葬された聖なる洞穴です。
洞窟内の左側は奥へと続いているようですが、畏れ多くては入れませんでした。
右手には少し広いスペースがあり、そこにある岩にはレイが捧げられていました。
今でも地元やハワイアンの方々の信仰がある場所です。
行かれる際はマナーを守って行きましょう。
※ほとんど人がいない場所です。くれぐれもお気をつけ下さい。