バーニス・パウアヒ・ビショップ(1831-1884年)
カメハメハ1世のひ孫。
カメハメハ5世から求婚されるが断る。
1850年にアメリカ人チャールズ・リード・ビショップと18歳で結婚する。
結婚後に両親や従姉妹など王族の遺産を相続し、ハワイ全土に多数の土地を所有していた。
1875年に病床のカメハメハ5世から王位継承者に指名されるが、これも固辞している。
1884年に死去後、彼女の遺志を継いだ夫がビショップ財団の理事としてハワイアンの教育のため1887年にカメハメハ・スクールを設立、1889年にはポリネシアンの文化継承のためビショップ・ミュージアムを設立した。
夫のチャールズ・リード・ビショップは1854年にファースト・ハワイアン・バンクを設立し事業家として成功を収め、カメハメハ3世からリリウオカラニ女王まで6代に渡り王家をサポートしていた。