カメハメハ1世(1758-1819年/在位1795-1819年 24年間)
1795年にハワイ王国を樹立した人物。
出生や生い立ちに関する逸話は、のちに権威づけのため創作されたという説もあります。
山の中の洞窟で生れ育ったとされ、カメハメハには「孤独な人」「静かな人」という意味がある。
「動かした者は天下を治める」といわれる巨石ナハ・ストーンを14歳で動かしたと言われている。
(その石は現在ハワイ島ヒロ図書館前にあります)
いち早く西欧の武器の威力に気づき、西欧人を味方につけハワイ島を平定、マウイ・オアフ島を制圧。
1795年にハワイ王国樹立を宣言し、王位に就いた。
カラカウア1世の武力の前にカウアイ島のカウムアリイはカウアイ島を割譲。
1810年にカメハメハ1世はハワイ諸島を統一した。
諸島統一後は王国の利権を狙う欧米列強国間のバランス外交に努めた。
1812年にハワイ島カイルア・コナを首都に制定し、1819年に死去。