パンクです。
新しい車が来て2週間足らずでタイヤがパンクしました。
人生初パンクです。
ドンキに買物に行った帰り道、ワイキキに入る直前の信号で止まっていたら隣に並んだ車の運転手のオジサンが何やら叫んでいました。
窓を開けたら「タイヤがフラットになってるよ！」って。
ビックリして「REALLY！？」と答えるのが精一杯でした。。。
教えてくれたのに「THANK YOU」が出てこない程のオドロキでした。
タイヤのパンクって走行中に何かを踏んでパ～ン！て弾けたり、空気が抜けてホイールが道路に当ってガタガタするんじゃないのかしら？今まで普通に走ってたんだけど・・・・
「タイヤがフラット」と聞いてから「そういえば自転車のタイヤがパンクした時みたいに重さを感じる・・・？」程度です。
パンクしたらホイールが傷つくから走ってはダメ！と聞いた覚えがありますが、目の前はワイキキ。。。
路上駐車する場所はありません。
オットのオフィスの前まで行こうかとも思いましたが、トランクには牛乳やお肉が。。。長時間かかったら腐る。
道がスムーズなら家まで10分！とりあえず家に戻る事にしました。
とにかくゆっくり走ってコンドに到着。
どうにかパーキングスペースに入れて見てみたら・・・ペチャンコでした。
そういえば昨日、「あれ？」っと思うことがありました。
朝、用事があるオットと空港へ行き、帰りは私が運転しました。
その帰り道にトントントンと定期的に音というか振動というか身体に感じる物がありました。
日本の高速道路だったら眠気防止にペイントしてある所を走っているような感覚でした。
タイヤに石か何か挟まっているのかしら？
空港へ行くときは助手席に乗っていたので感じなかったけど、帰りは運転席で感じたので「運転席側かな？」と帰宅後にタイヤを見ましたが異常はありませんでした。
その後、夕方に友人家族を送りにまた空港へ行きました。
「なんか違和感が・・・」と言っても友人は感じなかったようです。
帰宅後にもう一度見ましたが、タイヤの溝は狭くて石が挟まる事はなさそう。
まだ2週間も経っていない新車に異常なんか無いよね～と意味不明の安心感もあり、気にし過ぎかな？と終わらせてしまいました。
今日は全く違和感を感じませんでした。
ま、ハワイの道、特に一般道は穴ぼこだらけで普通に走ってもボコボコですから。。。。
そうそう、パンクしていたのは助手席の下のタイヤ。右の前輪です。
昨日は運転席側のタイヤばかり見ていたから気づかなかったのかも。
とりあえず荷物を部屋に運び込み、オットに電話をしました。
オットはかなり驚いていました。
そしてオフィスの他の方に電話を代わってしまいました。。。
私達は日本では車を持っておらず、車の構造やメンテナンスなんて何にも知らない車素人です。
スペアタイヤがどこにあるかなんて分かりません。。。
そこで運転歴の長い方に電話を代わってもらったようです。
スペアタイヤのある場所や車の説明書にタイヤ交換の方法が書いてある事を教えてもらいました。
運転中にタイヤの空気圧異常を知らせるランプが点くはずだけど気が付かなかった？とも
ヤバイ！説明書なんて読んだこと無い！
お知らせランプってナニ？？？
恐るべし車素人です。
とりあえずオットが帰って来てくれる事になったので、それまでにスペアタイヤや工具の確認をする事にしました。
エンジンをかけてみたら、何やら見たことのないランプが・・・
説明書によるとコレがタイヤの空気圧異常を知らせるランプとのこと。
いつから点灯していたのかしら・・・それさえも分からない。
エンジンを止めてトランクを開けてみました。
中敷きをめくったら工具が出てきました。
ジャッキ（だっけ？）も入っていました。ありがたい！
この工具セットを外したらスペアタイヤがありました。
真ん中のネジみたいな取っ手を回して外すのですが、固くて動かない。。。
どうにかこうにかネジを外してタイヤを取り出そうとしたら・・・・重！
勝手な先入観でスペアタイヤって「スペア」だから軽いのかな～なんて思っていたら重い！
フグ～フグ～とおかしな声を出しながら持ち上げて、車の脇に持ってきました。
次はタイヤのネジを緩めるのですが、これがまた固い！
ねじ回しの棒に体重をかけても左右どっちにも回らない！
ま、私の力で簡単に外せたら逆に危なくて車に乗れないか。。。
オットはまだ帰って来ないし、今はいない隣の車が帰って来るかもしれない。。。
気持ちは焦るけどネジは微動だにしない。。。( ノω-、）
1人でフグフグ言いながらネジと格闘していたら、セキュリティのオジサンがやって来ました。
「どうした！」と言いつつ「お～新車だ！いいな～。新車だ新車だ！」と車をべた褒め。
パンクしてタイヤ交換するのにネジが固くて動かないの～・゜゜・(/□＼*)・゜゜・ と言ったら、もっと若くて大きなセキュリティの人を呼んでくれました。
やって来たのは身体は大きいけれど目がキラキラした心優しいロバートです。
車を見るなり状況を察してテキパキと作業を始めてくれました。
私の力ではびくともしなかったタイヤのネジを外して、ジャッキで車を持ち上げ始めました。
ロバートが作業する横でオジサンが「誰かが刺したんだよ。だって新車だもん」と言い出しました。
ロバートは「分からないよ」と言いますが、オジサンは「誰かの仕業だよ。新車だもん！」と。。。
そういえば友人のSちゃんも「新車だとイタズラされるから気を付けてね。鍵とかで車体にピ～～～と傷つけられたりするよ」と言ってた。。。
そんな人いるかしら？と気にしていなかったけど、オジサンがあまりにも「誰かがやったんだ。新車だもん！」と言うから心配になって来ちゃった。。。
やっとオットが到着しましたが、テキパキと慣れた様子で作業をするロバートのおかげで出番なしです。
外されたタイヤにはネジがガッツリ刺さっていました。
ロバートは「This is the problem!」と。
ごっついネジがガッツリ刺さっています。
しかもタイヤの内側です。
これは外からタイヤを見ても気がつかない。
車体の下に潜り込んでも見えるかどうか。。。
これだけネジ山が高いから微妙な振動があったのね。
スペアタイヤをはめながらロバートが「ハイウェイじゃなくて良かったね」と。
確かに！もしこれが昨日の夕方、友人を空港に送った帰りのハイウェイで起きた事だったら・・・
しかも昨日、私は携帯をウチに忘れて出かけてしまったのです。
もし昨日の夕方だったら・・・
帰宅ラッシュのハイウェイで停止！ (_ _|||)
連絡したくても携帯が無い！ Σ(￣ロ￣lll)
電話を借りてもオットの電話番号を覚えていない！ |||||(_ _。)ﾌﾞﾙｰ|||||
想像するだけでもゾッとする。。。
無事にスペアタイヤをはめて、パンクしたタイヤをトランクにしまう所までやってくれたロバート。
本当に本当にありがとう！とってもとっても助かりました！
まだクルマ屋さんが営業中なので、パンクしたタイヤの修理に行きました。
タイヤを交換するなら$200はするだろう・・・と思っていましたが、修理だけで済みました。
予想の1/10の金額で済みました。良かった。
イタズラなのか道路にネジが落ちていたのか分かりませんが、今後はタイヤの周りをチェックしてから運転すれば良いのです。
イタズラだとしても車体に傷をつけられるよりも全然マシ！
ともかく今日、この時で本当にラッキーでした。
これを機会に車の説明書も見たし、パンクの直し方も分かりました。
ビックリして大変だったけど、いい勉強になりました。
ロバートはじめ、オフィスの方もパンクに詳しかった。
ということは、日本よりは頻繁にパンクが起きるってことだよね。
次回はオロオロしないように、「パンクは日常茶飯事」くらいの気持ちでいなくちゃね。
本当に周りの皆さまのお陰でどうにか生活できています。
いつも本当にありがとうございます！
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