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今日はアロハプログラムWeek in Hawaiiの4日目。
今回のツアーの中で一番楽しみにしていた「伝統航海術を学ぶ。ホクレア号の乗船員からお話をうかがう」ツアーです。
どこに行き何を学べるのか、まったくわかりませんでした。
バスに乗ったら「今日はビショップ博物館に行きます」とのこと。
ハワイ好き・ハワイ通の皆さんなら一度は行ったことがあるビショップ博物館。
私は行ったことがありません。
ビショップ博物館はカメハメハ1世のひ孫であるB・P・ビショップ王女の遺志により、夫のチャールズ・ビショップが建てた博物館です。
「太平洋のスミソニアン」とも呼ばれ、ハワイだけではなく環太平洋の文化歴史等に関する展示があります。
以前あったアロハ検定の1級に合格すると「ビショップ博物館に記念植樹がされ、プレートに名前が入る」という特典がありました。
1級に合格して記念植樹と名前プレートができたら見に行こう!と思っていました。
ところが勉強不足で不合格、その後検定自体が無くなってしまったので行く機会を逃していました。
不合格を思い出してセンチメンタルな気分になってしまいましたが、門を入ってすぐにモアイ像が出迎えてくれました。
私達夫婦の憧れの地、イースター島のモアイ像にハワイで会えるとは!
一気にテンションが上がりました。
今日の先生はホクレア号に実際に乗船されていた日本人女性。
カヌーに乗って大海を航海するってものすごく体力と忍耐が必要そうで、勝手に男性だと思っていたのでビックリしました。
しかも小柄な方です。日に焼けた笑顔がとっても素敵です。
さっそく敷地内に入って、本館に向かいます。
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6月に3年をかけ世界一周の旅から戻ったホクレア号と総責任者であるナイノア・トンプソン氏の垂れ幕がかかっています。
ワクワクです。
中に入ってビックリ!
石造りの外観とは違い、ピカピカに磨かれた木製の階段がありました。
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館内にはイースター島、ニュージーランド、ハワイを頂点とするミクロネシア・トライアングル圏の文化や歴史に関する展示がありました。
開館直後で他の見学者がおらず、貸切状態です。
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頭上にはミクロネシアを行き来したであろうカヌーが。
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古代の人達がどこにあるか分からない島を探して大海原に小さなカヌーで漕ぎ出した光景を思うと、その勇気に鼻の奥がツンとします。
次はプラネタリウムです。
何度かビショップ博物館に来たことがある方も「プラネタリウムは初めて!」と大興奮!
私も何十年ぶりかのプラネタリウム、嬉しいです。
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プラネタリウムでは伝統航海術でどのように星の動きを見るのかを学びました。
そして世界一周に一部同行した姉妹船がなぜ『ヒキアナリア(Hikianalia)号』という名前なのかが分かりました。
ちなみに・・・
『ホクレア』=うしかい座の1等星アークトゥルス ハワイ語の意味「喜びの星」
『ヒキアナリア』=おとめ座のスピカのハワイ語名
いずれにしても都会の灯りが無い海上では、夜の空は星だらけでしょう。
その中から目印となる星を見つけることだけでも大変です。
もの凄いことだと思いました。
プラネタリウムのあとはホクレア号と世界一周の旅「マラマ・ホヌア」に関する特別展示を見学しました。
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malamaとは英語でcare、honuaは地球だそうです。
世界一周の目的の1つに「海、地球を労わり守る」ということがあったそうです。
ホクレア号と一緒に世界の海を回った貴重な物や、寄港地で贈られたそれぞれの文化に関する物が展示されていました。
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偶然、もう1人の乗船員の方がいらっしゃいました。
学校の先生をしながらホクレア号のプロジェクトに関わっているハワイ出身の女性でした。
生徒さん達の引率にたまたま来ていたそうで、お時間を割いてお話をしてくださいました。
とても貴重なお話をうかがいました。
この展示では私の人生のヒーローの1人であるエディ・アイカウ氏の写真もありました。
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エディ・アイカウ氏に関するお話が聞けるかと思いましたが、ありませんでした。
午後の部でお話が聞けるかな?
その後はフリータイム。
初めてのビショップ博物館を1階から3階まで駆け足で見て回りました。
何度かテレビやネットで見たことがある大きなクジラの模型。
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裏に回ったら骨の模型でビックリしました。
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ビショップ博物館の見学のあとは、併設されているお店でランチです。
カカアコにもあるハワイアン・フードの人気店Highway Innです。
こちらのツアー、なんとランチも含まれています。
私はカルア・ポークのスライダーにしました。
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初めてこちらのお店で食事をいただきました。
お野菜たっぷりで嬉しいですし、美味しかったです。
「ハワイアン・フードが食べたい」と聞かれたらオススメします。
午後は海の方へ行くそうです。
また貴重なお話が聞けそうで、ワクワクします。
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