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2日目はマウナ ラニ・リゾート内を見て回りました。
マウナ ラニは世界3大パワースポットの1つだそうで、リゾート内にあるフィッシュ・ポンド(養魚場)は特にマナ(聖なる力)が強い場所だそうです。
ホテルの方に伺ったら「プールの脇を通って海から行ける」とのこと。
教えてもらった通りプールの脇からビーチへ出て左へ進むとありました!
私のメモによると「カラフイプアア・フィッシュポンド=7つの養魚場がある。いくつかは海につながっている」とあります。
確かに海につながっている場所がありました。
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海に囲まれたハワイなら豊富に魚が取れるのに、なぜフィッシュ・ポンドを作り管理したのか?
私のメモには・・・古代ハワイ社会には厳しい規律(カプ)があったため、と。
①古代ハワイでは集落ごとに利用できる海岸線が決められており、獲れる魚の量に制限があった。
②魚を先祖や神々の化身と考えむやみに獲らなかった。規律により獲れる魚、時期が決められていた。
と書いてあります。
そして厳しい規律は海の魚を対象としていた為、フィッシュ・ポンドの魚は比較的自由に獲れた。規制のある生活の中で安定して魚を獲れる場所が必要だった、とも。
なるほど!(今さら。。。)
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7つあるフィッシュ・ポンド、それぞれ名前があるのですが大きすぎてどこまでが1つのフィッシュ・ポンドか分かりません。
道はありますが、この先がどこに続いているのかも分からない位広いです。
所々に小さなプレートがあり、番号と名前が書いてありました。
ここは【⑩Ahu】と書いてあります。
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【Ahu】はハワイ語で【石塚】です。
魚を獲る時の儀式が行われた場所でしょうか?
勝手なイメージで「パワースポット」と聞いて「木立の中にひっそり佇む小さい池」を想像していました。
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実際は全く違い、大きな池でした。
周りにヤシの木はたくさん植わっていますが木陰が無くて暑い!
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こんな大きなフィッシュ・ポンドが7つもあるのならば、かなりの数の魚を養殖できたのでは?と思います。
ヤシの木以外にも【⑬Ki】が植えられている場所がありました。
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Kiはティーリーフのことで厄除けや魔除けとして家の周りに植えられている植物です。
やはりフィッシュ・ポンドは神聖な場所として大切にされていたんですね。
しかもティーリーフは魚や肉を包んで焼いたりもできます。
途中道を間違えて戻ったりしながら30分以上歩きました。
もう汗だくだくです。
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フィッシュ・ポンドの後はカラフイプアア・ヒストリック・パークにあるオーラが見える洞窟に向かいます。
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