料理には知恵を

昨日の生姜と鳥モモとの格闘に勝って、から揚げを作りました。

自分でいうのもなんですが、得意料理だと思います。

ただ生姜とニンニクを擦って醤油とお酒を入れたタレに鳥モモを漬け込み、片栗粉と玉子を入れてモミモミして揚げるだけなんですけどね。

今日は旦那の取引先様のお宅で行われるBBQにご招待いただきました。

ハワイでは毎週末どこかで行われているBBQ、だいたいPOTLUCK（料理持ち寄り）です。

今回はお肉とサラダをご用意いただけるとの事で、何かお肉が焼けるまでの食事をお持ち下さいとの事でした。

旦那が「から揚げ食べたい！」というので、朝からから揚げを揚げました。

そう、あのコンロで。。。

から揚げを揚げる時は高温に熱した油に鶏肉をどんどん投入します。

一旦下がった温度がまた熱されていく間に火が通り、最後に高温になったところで衣がカリっとなるのです。 （母いわく。。。）

このコンロ、油が高温になるか心配でしたが、案の定高温になりません。。。

高温になる前にカチッと消えてしまうのです。

なるほど、これが「飛ぶ」ってことね！

コンロが飛ぶってことは高温かな？と鶏肉をドシドシ投入したら・・・・から揚げ温泉みたいになりました。

なんでしょうね、フランス料理のコンフィとでもいうんでしょうかね？グズグズしていました。

20分くらいしても衣がパリっとせず、ダラダラと剥がれていきます。

さすがにもうダメだと思い油から上げました。

なんだか顔色の悪いから揚げが出来ました。

どうしようかと思いましたが、今後のためにもから揚げは克服しないといけない料理です。

今度は少量づつ揚げてみることにしました。

どうにか成功のようです。さっきのから揚げとはツヤが違うし角も立ってる！

揚げている間も何度もコンロは飛び、その度にツマミをOFFにして少し待ちます。

温度が下がるとカチっと音がするのでまたツマミをONにする。

時間もかかるし一度に大量に揚げられない。。。

その分、揚げ物なのに少しなら目を離しても大丈夫です。

一定の温度になったら飛んじゃうからね。

その間に洗い物をしたり着替えたりと準備が出来ました。

お店に居酒屋の厨房にありそうなフライヤーが売っていて「なんでこんな物ふつうに売ってるのか？」と思っていましたが、何となく理由が分かりました。

コツがわかったので何とかやって行けそう。

皆さま同じような経験があるらしく、茹でる時にぐらぐらと沸騰しないから湯沸し電気ポットを使っているという方もいました。

なるほど！うちも買いに行こうかな。

不便なこともあるけど、知恵を絞って生活していきます！